最初の1年は長く、苦しい月日。
2年目からは、あっという間に過ぎた、4年間でした。
4年前の今日、彼を山の中で見つけた時は、既に冷たく眠っていました。
彼はあれゆるシーンで僕らの側にいました。
バイクに乗り、波に乗り、山で滑り。
常に優しく前向きで東日本大震災の数日後、石巻にも2つ返事で付いて来てくれました。
自分が何をしたいのか? そして今何をすべきなのか?
自分を理解し動いている姿が今も目を閉じるとはっきりと見えてきます。
自分らしく生きること、それは自分自身との戦いでもあります。
家族、仕事、社会、自分の周りの出来事は様々に変化していく、
そんな中自分が自分らしく生きれる ”時” を彼は守り、真剣に山と向き合っていました。
哲也がチャレンジしていたことの意義を彼の家族に理解してもらうためにも、
この谷川岳で滑り続け、生き続け、家族を守り、自分らしくあり続けたい。
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